
(一社)地域経営推進センター 主催 / 早稲田大学マニフェスト研究所監修


地方創生時代の地域経営に貢献する自治体の組織づくりや人材育成を目的とした「人材マネジメント部会」を2005年に発⾜させ、2024年度からは「地域経営部会」と改称して自律・自立した地域をつくるために延べ189の自治体とともに活動してまいりました。
当部会が大切にしてきたキーワード「立ち位置を変える」「一歩踏み出す」をベースにしながら、2025年度からは現場の課題解決により焦点を当てた新たなプログラムを始動させます。
現場へ脚を運び、住民と対話し、専門家などの協力を得て、問題の本質を突き止め、活発な議論を行い、新たな技術等も活用しながら、課題解決に切り込んでいきます。
2025年度からの部会では、課題解決のアプローチと成功体験を糧に、「言い出しっぺが損をする」「どうせ言っても変わらない」といった諦め感や閉塞感を打破し、自治体組織が真に課題解決に結びつく活動をしている姿になるよう、強力に伴走支援してまいります。
代表理事 中村 健 (元徳島県川島町長)




現場の課題は何か?
設問46「その他の人材マネジメントに関する以下の問題・課題について、当てはまるもの5つまで選んでください。」(n=614)
第1位
次を担う中堅・若手の退職増加
第2位
業務のスクラップ&ビルドが進まない
第3位
役職定年により降任となった職員の配置
私たちが解決したい
組織内の諦め感・閉塞感
- 組織内で良い提案が中々出てこない。出たとしても部門間の押し付け合いで止まってしまう。
- 時代にあっていない条例や規則が見直しされてない。それらに疑問を持たず漫然と事務が執行されている。
- 会議で疑義を発言したくても発言することを暗に認めない、あるいは発言することを諦めてしまう組織風土がある。


各ポイントで伴走支援
- 短期目標(3か月〜半年程度)と中期・長期目標(3年〜5年程度)を立てます。
- 短期目標は、プランをすぐに実行し、1年間の期間内に実行⇔検証⇔プラン修正を繰り返していき、目標達成により成功体験を積みます。成功体験をモチベーションに、次なる挑戦に繋げます。
- 中期・長期目標は、一年かけて様々なジャンルの関係者を巻き込みながらプラン実行の土台を作っていきます。年度末に固まったプランを首長など経営層にプレゼンし、翌年度からの実行を目指します。
部会に派遣するメンバーの選抜方法(3〜5名を想定)
- 予め課題を組織で設定し、その課題解決に必要なメンバーを選抜し、その解決に挑みます。
- メンバーを自薦・他薦で募り、集まったメンバーが課題を設定し、その解決に挑みます。
- 地域おこし協力隊や地域の事業者、NPOに所属する人など、多種多様なメンバーによる連携も想定されます。
課題を設定し、実行する

年間スケジュール(予定)
※東京開催の時間 1日目:13:00~18:00 終了後交流会/2日目:09:00~16:30

- 東京開催の際の旅費(交通費・宿泊費)の計上、交通手段・宿泊場所の手配は各自お願い致します。
- オンライン開催にあたって機器・通信環境による参加不可が生じないよう接続試行等事務局にて支援致します。
- 最少催行人員は50自治体です。50に達しない場合、開催しない場合があります。
負担金(参加費)
- 40万円 +消費税(10%)/1自治体
地域経営部会の位置付け


- 実践研究の場です。未来の人材を育成させるための「投資」として位置付けてください。 ※参加者を単なる「研修」と考え送り込まないという意識の共有をお願いしています。
部会で設定する短期目標(課題)の例

充満していた「諦め感」
資料や段ボール箱などの物が多く手狭な職場。会議スペースも足りないという不満を皆が持っていた。 片付けをすればスペースを作ることができるが「言い出しっぺが損をする」という意識がはたらき誰も言わない、誰も取りかからないという雰囲気が充満。
「工夫」で効果を発揮
そんな職場に各課対抗の運動会方式で片付け大会を開催。 各職場で創意工夫しながら職員が一丸となってきれいな職場を実現。結果、広々としたスペース、増えた会議スペース、そこからコミュニケーションが生まれるという効果も発生。 「言い出しっぺが損をする」という組織内の“詰まり”が解消された。
効果は波及。窓口の待ち時間短縮を実現
縦割り型窓口では、何ヶ所も回って手続きしなければならず、住民からの苦情が殺到。 「やればできる」「やったら変わった」という成功体験を糧に、窓口に関係する係が全員集まって対応策を協議し実施した。 結果、従来の3分の1以下の待ち時間で処理できる様になった。 この市役所では、「誰のため、何のため」から考えるという風土が浸透し始めている。
これまで部会に参加いただいた自治体(前身の人材マネジメント部会から)
弘前市 五所川原市 三沢市 むつ市 三戸町 鰺ヶ沢町 岩手県 奥州市 盛岡市 花巻市 久慈市 遠野市 一関市 山形県 鶴岡市 酒田市 登米市 角田市 栗原市 東松島市 村田町 柴田町 横手市 伊達市 相馬市 郡山市 会津坂下町 高萩市 笠間市 ひたちなか市 石岡市 龍ケ崎市 下妻市 常総市 つくば市 守谷市 坂東市 つくばみらい市 古河市 境町 東海村 高崎市 館林市 渋川市 富岡市 太田市 野木町 さいたま市 和光市 北本市 富士見市 上尾市 流山市 千葉市 茂原市 市川市 市原市 君津市 山武市 船橋市 酒々井町 豊島区 中野区 港区 武蔵野市 東村山市 多摩市 小金井市 神奈川県 藤沢市 茅ヶ崎市 秦野市 厚木市 開成町 逗子市 川崎市 鎌倉市 小田原市 伊勢原市 新潟県 新潟市 糸魚川市 上越市 妙高市 富山県 氷見市 射水市 加賀市 長野県 松本市 上田市 諏訪市 岡谷市 須坂市 小諸市 伊那市 中野市 大町市 塩尻市 東御市 安曇野市 駒ヶ根市 箕輪町 軽井沢町 小布施町 辰野町 山形村 甲府市 富士吉田市 山梨市 韮崎市 甲斐市 笛吹市 市川三郷町 静岡県 静岡市 浜松市 島田市 御前崎市 牧之原市 掛川市 三島市 袋井市 熱海市 藤枝市 沼津市 磐田市 小山町 犬山市 豊橋市 豊川市 新城市 田原市 京都府 木津川市 八幡市 京田辺市 和束町 笠置町 久御山町 精華町 大山崎町 長浜市 高島市 枚方市 明石市 川西市 奈良市 田原本町 生駒市 海南市 倉敷市 真庭市 美咲町 三次市 宇部市 善通寺市 高松市 北九州市 福岡市 大牟田市 筑後市 小郡市 佐賀県 佐賀市 神埼市 嬉野市 玄海町 佐世保市 大村市 熊本県 熊本市 人吉市 玉名市 合志市 天草市 菊池市 山鹿市 荒尾市 大津町 御船町 高森町 小林市 えびの市 川南町 高原町 鹿児島市 錦江町